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2026/07/03 ブログ
こんにちは、京橋 銀座みらい歯科です。
今回は、PEEK冠 という被せ物についてお話しします。近年、保険診療で使用できる白い被せ物として「PEEK冠(ピーク冠)」が導入され、耳にする機会が増えてきました。
「白い歯にしたいけれど費用は抑えたい」
そのような方にとって、選択肢のひとつとなる素材です。今回は、PEEK冠の特徴や素材、メリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。
PEEKとは、「ポリエーテルエーテルケトン(Poly Ether Ether Ketone)」という高性能プラスチック素材です。
医療分野では、人工関節や外科材料などにも使用されており、軽量で耐久性があることから歯科治療にも応用されています。
PEEK冠とは、この素材を使用した白い被せ物(クラウン)のことを指します。

PEEK冠は適度なしなやかさがあり、軽量で割れにくいという特徴があります。一方で、セラミックのような透明感やジルコニアのようなツヤ感は全くありません。見た目はかなりマットなクリーム色です。セラミックとの比較画像はこちらです。
左:セラミック 右:PEEK冠


・保険適用で白い歯を選択できる
・金属を使用しないため、銀歯が目立ちにくい
・比較的費用を抑えやすい
・自然な見た目や透明感がかなり劣る
・経年的に変色する
・表面に細かな傷が付きやすい
・汚れやプラークが付着しやすい
・長期使用で摩耗する
・強い噛み合わせや歯ぎしりでは注意が必要
・適応できる部位や症例に制限がある
・セラミックやジルコニアと比較すると長期的な実績が少ない
・プラスチック系素材のため、長期的な虫歯リスクの観点では注意が必要
PEEK冠は、「保険で白い歯を入れたい」という方にとって選択肢のひとつとなる被せ物です。一方で、歯科的な点から考えると、被せ物は「白さ」だけでなく、長期的に虫歯になりにくい素材を選ぶことが重要です。
PEEKはプラスチック系素材のため、表面に細かな傷や汚れが付きやすい特徴があります。汚れが付きやすいことで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
そのため、汚れが付きにくく、長期的な清潔性や適合性に優れているセラミックやジルコニアの方が、長期的なお口の健康を考えていく上ではおすすめしたい素材といえます。
歯の治療を考える際、素材の選択や特徴について何かわからないことや迷うことがありましたら、いつでもご相談下さい。
京橋 銀座みらい歯科 歯科医師 松本
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