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2020/07/31 ブログ
皆さんこんにちは。京橋 銀座みらい歯科 院長の吉竹です。今回は歯周病について書かせていただきます。
歯周病とはどういうものなのか、皆さんはご存知でしょうか?
よく耳にする言葉としては歯槽膿漏という言葉がありますが、歯周病のことを指します。
歯周病の中には大きく分けると「歯肉炎」と「歯周炎」という2つの分類があります。
では、この2つでは何が違うのかを考え、理解をすることで皆様の日常の口腔ケアの意識を高めて頂けると嬉しいです。
まず歯茎の構造について考えてみましょう。歯茎とは歯の周りに存在する組織であり、その歯茎の下には骨があります。
歯と歯茎の間に汚れがたまったりすることにより、歯茎に炎症が起きると歯茎は腫れてしまい、歯磨きをすると血が出るなどの症状が出ます。これが歯肉炎です。
歯茎の炎症は歯磨きを正確に、そして丁寧にすることでかなり改善することができます。
しかし、実際に歯ブラシを当てる事は簡単そうに見えて実はすごく難しいことなのです。
いつも1日に2回は必ず歯を磨いているのに、なぜかいつも歯医者さんで磨き残しや虫歯が見つかるなどの経験はありませんか?
歯科医師の自分自身もとても難しいと感じます。
歯を正確に磨くためには、歯ブラシの種類、当て方、力の入れ方など様々なことに気を配る必要があります。
実際に「歯を磨いている」のと「歯が磨けている」のとは大きく違い、毎日の積み重ねで歯茎の状態などお口の中の健康状態に大きな差が出てきます。
京橋 銀座みらい歯科では、患者さんそれぞれに合った歯ブラシの種類、歯の磨き方、歯磨き粉、補助的な清掃器具(フロス、歯間ブラシ)などをご紹介させていただき、ご指導させて頂いております。
効率よく、短時間で歯磨きができることで、患者さんも歯磨きを続けていくことへのストレスが軽減され、少しでも環境を改善するお手伝いができればとても嬉しいです。
ここまでのお話は歯茎の炎症(歯肉炎)についてです。
歯肉炎はセルフケアがとても重要になりますし、一度で上手に歯磨きができる方はなかなかいらっしゃいません。定期的に確認をしてもらう意味でも歯医者でのメインテナンスはとても大切です。
次に歯周炎についてお話しします。
皆さんはここまでのお話しで歯周病は、歯茎の病気なのだと感じたと思います。
決して間違いではありませんし、スタートは歯茎の炎症である事は間違いありません。
しかし、歯周炎になると、問題は骨におこってきます。
歯周炎が進行すると歯を支えている骨が溶けていくのです。
今まで多くの患者さんに歯周炎について質問を投げかけてきましたが、90%の患者さんは骨が溶ける病気との認識はなく、歯茎のトラブルのみだと思いがちです。
おそらく、骨は自分自身では見えないことが理由だと思います。
歯医者でレントゲンなどを撮ることで、骨の状態を含め、様々な情報を得ることが可能になります。歯茎の存在をいったん無視すると、人間の歯は骨にささっている構造であることが認識できると思います。
一般の方が理解しやすい言い方に変えると、木が土に埋まっている感覚が一番近いかもしれません。歯茎はテーブルクロスのように骨の上を覆っていると考えて頂ければと思います。
そのため歯周炎により骨(土)が溶けていくと、当然歯(木)が揺れはじめます。
虫歯と違い、歯周炎はあまり痛みを伴わないため、何年も痛みがないので歯医者に行っていなかったという患者さんに、とてもリスクが高い病気とも言えます。
人間の骨は一度溶けると、自然に再生してくる可能性はかなり低いのが現実です。
歯肉炎が進行すると、歯周炎に移行して歯を支えている骨が溶けていき、歯を失うことにつながってしまいます。実際に、歯を失う原因の1位は歯周病です。日頃の歯磨きが大変重要であることを理解していただけると思います。
また、歯周病に罹患すると糖尿病、心筋梗塞など、様々な病気になるリスクがあがることも近年分かってきています。
噛み合わせの状態や、遺伝的な要因も歯周病を増悪させることも分かっています。
京橋 銀座みらい歯科では、歯周病の治療はもちろんですが、全身の状態や噛み合わせの状態など、お口の中の状態に合わせて治療方針を患者さんと考えていきます。
不安な事や分からない事などがあれば、お気軽にお問い合わせください。
次回は歯周病に、対する治療方法についてお話しさせていただきます。
下記のページもご参照ください
京橋 銀座みらい歯科 診療メニュー 歯周病治療
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