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マウスピース矯正とブラケット矯正の比較とお手入れについて

マウスピース矯正とブラケット矯正の比較とお手入れについて

2022/08/29 ブログ

こんにちは、京橋銀座みらい歯科 歯科衛生士の河俣です。
日を追うごとに夏らしくなるこの頃、いかがお過ごしでしょうか

マスク生活が始まってから三度目の夏になりました。この季節のマスクはなかなか辛いものがありますよね…
その反面マスクで口元が見えないことで取り組みやすくなっていることもあるそうです!
アコムが「2022年に始めたいこと」を全国の1500人余りに調査したところ、「歯科矯正」が美容部門の2位にランクインしたそうです(2022年はじめたいことRANKINGより)。マスク生活のなかで目立たず行えると若い女性を中心に注目されているとのことでした。

アコム2022年はじめたいことRANKING 歯科矯正2位

2022年はじめたいことRANKINGより引用

美容部門でのランクインとありますが、歯科矯正は見た目が綺麗になるのはもちろん他にもメリットがたくさんあります!

見た目が綺麗になるだけじゃない!歯科矯正のメリット

•虫歯や歯周病になりづらくなる

歯並びがよくないと汚れが残りやすく、歯磨きをしてもうまく汚れが取れないことが多々あります。歯並びを綺麗にすることで歯磨きがしやすくなり、歯周病や虫歯になるリスクがグッと低くなります。

•咀嚼機能の向上

矯正治療をすると歯が均一に接触する(噛み合わせが安定する)ようになり、食べ物をよく噛めるようになります。よく噛めることにより胃腸の負担が軽減されたり、唾液腺が刺激されて唾液の量が増え、口腔内の衛生環境が良くなります。
また、噛み合わせが安定すると過度な咬合圧(噛む力)がかかりづらくなり、歯や歯茎への負担が減ります。そうなることで、将来的な歯の寿命を伸ばす効果が期待でき、年齢を重ねても長く自分の歯で食事を楽しむことにつながります。

前回のブログでお口の健康を守ることが全身の健康につながっているとお伝えしました。
参照:歯周病が誘発する全身疾患と、妊娠との関係性について解説

歯科矯正も歯周病を防ぐ1つの手段になるともいえます。また、矯正治療をして、よく噛めるようになり胃腸に負担をかける事が減ることで体の冷えや疲れがとれやすくなります。歯並びを整えることが結果的に冷えや疲れの改善にまでつながってくるなんて驚きですね!全身が健康であるために、お口の健康を守ることがとても大切であることがさらにわかっていただけたのではないかなと思います。

矯正治療をすることのメリットは沢山ありますが、少なからず注意点もあります。
それが以下になります。

矯正治療の注意点

•違和感について

装置をつけた際話しにくい、食べにくい等の違和感がありますが、2~3日で慣れてきます。

•痛みについて

歯と歯の周囲の組織を壊して、その再生力を利用して場所を動かすという治療のプロセス上、どうしても鈍痛を覚えることもあります。数日で慣れてきます。

•歯磨きについて

歯に装置をつけるため汚れがたまりやすく、歯磨きがおろそかになるとすぐに虫歯になりやすい口腔環境になるというリスクがあります。
歯磨きの仕方も難しくなってくるので、歯科衛生士が指導、クリーニングをさせていただきます。

•口内炎について

最初のうちは矯正装置と頬、唇などが擦れて口内炎ができやすくなります。

•歯根吸収について

矯正力を加えられた歯が移動する際に、その歯の根の先が溶けて丸くなる現象を指します。

•歯肉退縮

歯を覆っている歯肉が下がることを指します。
発現の頻度は低いですが、それでも生じてしまうことがあります。
原因として歯を支える骨が薄かったり、不適切なブラッシングや歯ぎしりがあります。

•親知らずについて

親知らずが生えることにより歯並びが悪くなってしまう場合が多いです。必要があれば事前に抜歯をします。

•顎関節症について

治療中に顎が鳴る、顎が痛い、口が開けにくいなどの症状がでる場合があります。

•後戻りと加齢変化について

治療直後は、まだ歯が安定していないため、動きやすい状態です。保定装置を使用し、歯を良い状態で安定させる必要があります。また、成長発育や親知らずの萌出、加齢変化または習癖などにより矯正治療後に歯並び、咬み合わせに変化が出ることがあります。

歯科矯正は治療期間が長いため注意点も含めしっかり納得していただいた上で始めていくのがとても大切になってきます。

歯列矯正の種類

歯列矯正は主にマウスピースによる治療とブラケットによる治療があります。
(マウスピースによる矯正はアライナー矯正とも呼びます)

マウスピース矯正について

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最近は見た目が変わらず歯並びを整えられるとマウスピース矯正が注目されていますね!マウスピース矯正の広告を目にすることも多いのではないでしょうか。
マウスピース矯正は歯並びに合わせてマウスピースを作成し、そのマウスピースを装着することにより、少しずつ歯列を動かして矯正します。

マウスピース矯正のメリット

•マウスピースは透明なので見た目が綺麗なまま矯正ができる。

•取り外しができるため、歯磨きがしやすいなど口腔内の衛生環境に配慮できる

•金属アレルギーを起こさない

マウスピース矯正のデメリット

•使用時間や方法を守る必要があり、自己管理が必要

•歯並びの状態によっては適応外になることもある

•食後にマウスピースをつける際は歯磨きが必要

ブラケットによる歯列矯正について

マウスピース矯正とブラケット矯正の比較とお手入れについて|京橋・銀座の歯医者|京橋 銀座みらい歯科のブログ|ブラケット矯正模型

もう1つはブラケットによる歯列矯正です。
ブラケットによる歯列矯正とは、マルチブラケットという装置を歯に装着し、歯列の乱れを治療する方法です。わかりやすく言うと銀色のワイヤーを歯につけて歯を動かしていく矯正方法です。

ブラケット歯列矯正のメリット

•ほとんどの歯並びの治療が可能

•マウスピース矯正より費用を押さえられる

•症例数が多い

ブラケット歯列矯正のデメリット

•口の中に固定式の大きな装置を入れる必要があるので異物感が大きく、しゃべりにくさを感じることがある。

•歯磨きがしづらく虫歯になりやすい環境になる。

京橋 銀座みらい歯科の矯正相談にお越しください

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このようにどちらにもメリットデメリットがあります。
矯正治療は長い期間行っていくものなので、ご自身でメリットデメリット、注意点をよく踏まえ理解した上で治療を受けることが大切ではないかと思います。

京橋 銀座みらい歯科でも2022年8月から月に一度矯正専門の先生をお招きして矯正相談をさせていただくことになりました。
矯正をやってみたいけどこれってどうなの?という疑問や不安な点をお持ちの方はお気軽に当院までご相談下さい。
2022年11月まで、矯正無料相談キャンペーンを実施しています!
是非この機会にお気軽にご相談にいらしてください。

【2022年11月まで】矯正無料相談キャンペーンのご案内

ブラケット矯正とアライナー矯正の比較

ブラケット矯正 アライナー(マウスピース)矯正
使用する器具 ブラケット、ワイヤーなど アライナー(マウスピース)、アタッチメントなど
装置の特徴 歯に固定されているため、取り外しなどの手間はない 1日20時間以上使用しなくてはならない。つけ忘れると治療が遅れる
価格 アライナーより安価(ただし症例や装置による) 高価
審美性 表側の矯正は装置が目立つ。裏側の矯正はほとんど目立たない。 透明なのでほとんど目立たない
歯の移動、痛み 力が持続してかかるため、比較的動きやすいが、痛みが大きい 力が間欠的にかかるため一度に大きな動きはないながら、痛みは少ない
食事制限 硬いものや粘着性のあるものは器具の破損につながる。色の濃いものを食べると装置の周りが着色する マウスピースを外して食事を行うため、制限はない。
発音 慣れるまで少し時間がかかる 比較的すぐに慣れる
ブラッシング 装置の周りに汚れが残りやすく慣れるまで困難 マウスピースを外して行うため、通常通り行える

(※どちらの矯正方法を選択するかは矯正医の診断をもとに患者様とのご相談により決定いたします。)

ブラケット矯正中の歯磨きについて

上記でも述べたように、ブラケット矯正中の歯磨きは装置がついていることで磨きにくくなります。
汚れが取りきれないと、虫歯や歯肉炎、歯周病のリスクが高まってしまうため、正しいブラッシングを身につけることが重要となります。

まずは普段お使いの歯ブラシで歯と歯茎の境目、歯の裏側、歯の溝の所をブラッシングします。
この時に歯茎が腫れている方はなるべく柔らかめの歯ブラシで磨くことをおすすめします。

ブラケット周りは毛が山型になっている歯ブラシを使うと効率よく磨けます。
ブラケットを上面、下面と分けて磨きましょう。
「オーラルケアのインターブレイス」という歯ブラシがおすすめです。
ブラケットのまわりに毛先がスムーズに届くのが特徴です。取り扱いについてはお問合せください。

ワイヤーの下など、より細かいところを磨く時はポイントブラシを使って磨きましょう。
ヘッドがとても小さく、歯ブラシ全体が長いので奥歯の器具の周りにも最適です。三角形になっている毛先を磨きたい部分に真っ直ぐ当てて、撫でるように磨きましょう。
この歯ブラシは装置の周りだけでなく、歯並びが悪いところにもピンポイントで当たるため、おすすめです。
商品名:オーラルケア プラウト
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マルチブラケット装置はワイヤーが通っているため、通常の糸ようじやフロスを入れることができません。
歯と歯の間の汚れが気になるときは、フロスの先に硬い糸通しが付いているタイプのものを使うとよいです。
歯茎と歯の間から糸を通し、歯の側面にしっかりこすりつけるように動かしましょう。
地道な作業ですが、歯と歯の間は虫歯、歯周病リスクが共に高いので、毎日ではなくとも時間がとれる時やお休みの日などにやると良いでしょう。

参考商品名:プロキシソフト3in1フロス
マウスピース矯正とブラケット矯正の比較とお手入れについて|京橋・銀座の歯医者|京橋 銀座みらい歯科のブログ|おすすめのフロス2

参考商品名:フロアフロス セイビング
マウスピース矯正とブラケット矯正の比較とお手入れについて|京橋・銀座の歯医者|京橋 銀座みらい歯科のブログ|おすすめのフロス1

ブラケット矯正中の歯科医院でのクリーニングについて

頑張って歯磨きをしていても、どうしても歯石や着色がついてしまったり、磨き残しが出てしまう部分が出てくるかと思います。
セルフケアだけでは行き届かないところに関しては、歯医者さんでこまめにクリーニングをすることも重要となります。

ブラケット矯正終了後について

ブラケット矯正終了後は、リテーナーといって歯が後戻りしないようにするための装置を装着する必要があります。
取り外しができるものと、歯の裏側につける固定式のものがあります。
取り外しができるものはしばらく着けていなかったりするときつく感じたり、入らなくなったり、最悪の場合、再矯正が必要になるケースもあります。
食事、歯磨きをする時以外は忘れずに装着しましょう。

アラナイナー矯正をしている方、検討されている方は食事や歯磨き後につけ忘れると治療が遅れてしまったり、計画通りに歯が動かなかったりする事もありますので、1日20時間以上必ず装着するようお願い致します。

アライナー、リテーナーのお手入れの仕方

アライナー、リテーナーのお手入れは、水洗いだけですと菌の増殖や匂いの原因となってしまうので、こまめに洗浄剤を活用しましょう。

錠剤をぬるま湯で溶かして使うものや、泡タイプのものがあります。
洗浄剤で汚れが浮き上がったら、ブラシで磨いて水でよくすすいでください。

この時に歯磨き粉は使用しないでください。研磨剤により表面に傷がついてしまいます。

参考 商品名:ポリデント デンタルラボ

その他歯磨きの仕方や矯正装置の管理方法など、分からないことがございましたら京橋銀座みらい歯科の歯科医師、歯科衛生士までご相談ください。

こちらもご参照ください。

京橋 銀座みらい歯科|矯正歯科

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