【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術|京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科|京橋駅直結

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【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術

【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術

2025/01/25 症例

治療内容

ジルコニアセラミックにて、欠けた前歯の修復

期間

1ヶ月

治療回数

3回

費用(施術当時の料金)

132,000円 (×1本)

治療前の状態・主訴

【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術|治療前の欠けた前歯の画像|京橋 銀座みらい歯科

患者様は、前歯をセラミックで綺麗に被せたいとのことでご来院されました。
数年前から前歯を樹脂の詰め物で修復されていましたが、色の変色や欠けることが多く、食事の際にも歯を気にしながら使う状況にストレスを感じていらっしゃったとのことです。来院時も写真のように欠けてしまっている状況でした。

過去にも被せ物をするか迷っていたそうですが、なかなか決心がつかず見送っていたとのことでした。
コロナでしばらくの期間マスクをしていましたが、この頃は外すことも増えたこと、前歯を気にしながら食事をとることなどがストレスになっているとのことでした。

現状では、痛みなどは特にない状況です。
最終的に、現状の周囲の歯と色を揃え1本をセラミックで治療したいとのご要望になりました。

治療詳細

除去、形成を行い、仮歯を仮着

【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術|仮歯装着時の画像|京橋 銀座みらい歯科

型取り、色合わせのための写真撮影を行い最終補綴へ移行

【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術|型どり、色合わせの画像|京橋 銀座みらい歯科

治療後の様子

【症例】レジン(プラスチック)修復後に欠けた前歯に対するセラミック修復術|セラミック装着後の画像|京橋 銀座みらい歯科

特に処置直後も痛みなどはなく、状態も安定しています。患者様は、色調にもご満足しております。

主な副作用・リスク

・予後を完全に保証するものではありません。
・自由診療での治療となります。
・治療終了後に咬むと痛いなどの症状が出る場合があります。

噛みしめ・歯ぎしりを考慮した前歯の被せ物治療

今回の症例では、患者様は前歯の色調と欠けてしまう不安がありましたので、被せ物をしたいとのご希望でした。食いしばりが強く、ご自身でもかなり自覚されているとのことでした。食いしばりがおきるメカニズムは、まだ完全には解明されていないため、基本的には原因の特定はできません。歯ぎしりというと、実際には大きく歯を動かし歯のきしむ音を聞いたことがある方も多いかもしれません。一説では、睡眠時の食いしばりは起きている日中の噛みしめの6倍、8倍もの力がかかるともいわれています。

ワニなどは2トンともいわれていますが、人間であっても相当な力で睡眠時などに噛みしめをしています。また、噛みしめに関しては音が出ない場合もあります。人間の歯の形態、位置、並び方などは一人として同じものはありません。通常の噛みしめ以外にも睡眠時にどのように動かしているのかは、診療室だけではわからない部分もあります。実際、天然の歯にもひびが入ってしまったり、割れてしまう場合もあります。今回の症例でも何度か樹脂が割れてたことがあり、ご本人も食いしばりの自覚があるためマウスピースの着用をお勧めしていました。

樹脂の詰め物(コンポジットレジン)は手軽に治療できる反面、色の変化や材料の劣化などが起きやすく、長い期間使うことは難しいケースもあります。特に生活習慣によっても色の変化は大きくなります。ワイン、紅茶、日本茶、コーヒー、たばこなど歯に色素が付きやすいものを多くとられる患者さんでは、より多くステインとして歯に色がついてしまいます。また、保険治療で使用される被せ物に関しては費用を抑えられますが、吸収性の材料になり、色味の変化は大きくなります。

被せ物は、年数が経過することや体の変化により、材料の劣化が起こり、隙間ができたり欠けてしまったりすることもあります。今回の場合は、セラミックでの治療のため変色のリスクは少なく、金属を使用していないため金属色が見えることもありません。仮の歯に置き換え、なるべくご希望に沿うようにし、被せ物を入れる方法を選択しております。

患者様が強いご希望を持っているのは、歯の形態と色ですので、仮歯の段階で患者様のご希望の形態に持っていく事を意識しました。治療を行う際には何度かすり合わせをしていき、ご希望になるべく近い状態をめざしています。治療を行う際にはよく歯科医師とご相談の上治療を行っていただければと思います。

被せ物に関しては、セラミックの中でも、ジルコニアセラミックを使用することでご自身の歯との色の違いを最小限にするように心がけました。また色調を理想的に再現するだけでなく、汚れがつきにくく、強度もあり、長期的に使用可能な被せ物を装着することができます。
色調に関しては、写真を多数撮影して、提携ラボ歯科技工士さんへお送りし、色調の再現をお願いしております。当院で使用しているカメラに関しても、技工士と同じものを使用することで色の誤差などを最小限に減らすよう工夫しております。

京橋 銀座みらい歯科では様々なケースにご対応できるよう患者様への選択肢の提示を行っております。メリット、デメリットをしっかりとご説明し、ご理解を頂いてから治療を行っております。お気軽にご相談ください。

京橋 銀座みらい歯科 吉竹

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