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2020/09/30 ブログ
こんにちは京橋 銀座みらい歯科 院長の吉竹です。
銀座の街も徐々に秋めいてきて朝晩は少し冷えるようになってきました。皆さまはいかがお過ごしですか?
季節の変わり目ですので体調には十分注意してください。
今日は歯科用レーザーについてお話していきましょう。
レーザーに関してはとても説明が難しく、詳しいお話をすると学生時代に習った物理の授業にまでさかのぼらなければなりません。
流石にそこまではと思う方が多いと思いますので、今回は銀座みらい歯科で使用している「インパルスデジタルレーザー」というレーザー照射器について、ご紹介させていただきます。
そもそもレーザーは20世紀に発明されたもので、医療の分野でも広く活用されています。
医療で使うレーザーは、美容関連で使用される肌へのレーザー治療がよく知られていますが、
歯科領域においても、安全かつ有効な治療器具として治療に活かされています。
歯科治療の用途に合わせて最適なレーザーを選択する必要があり、またすべての治療をレーザーでまかなえるものではありませんが、活用できるケースを選んで使用することで、今まで以上に患者様の治療の満足度を高めることができます。
歯科で使用されるレーザーには大きく4つの種類があります。
① CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)
② Er:YAGレーザー(エルビウムヤグレーザー)
③ Nd:YAGレーザー(ネオジウムヤグレーザー)
④ 半導体レーザー
それぞれに特徴がありますが、銀座みらい歯科では「Nd:YAGレーザー(ネオジウムヤグレーザー)」を採用しております。
通常の「Nd:YAGレーザー」の波長(1064nm)は水分に吸収されにくく、連続波(継続的な照射方法)で照射すると組織内部まで浸透する性質を持っています。
しかし当院で使用している「インパルスデンタルレーザー」は連続波ではなく、パルス発振(瞬間的な照射の繰り返し)の照射方法を採用しているため、照射による組織への熱の深達度を制御することが可能です。熱の深達度による影響や危険性の少ない止血、凝固、蒸散、切開を行うことが可能になりました。
一般的なレーザーでは水分に作用を阻害されることが多く、接触法での使用が多くなりますが、水分による阻害が少ないレーザーを使用することで、接触法および非接触法の使い分けで硬組織と軟組織が複雑に絡み合った口腔内での治療を行うことが可能になります。
適応としては、生体組織の切開、止血、凝固、蒸散(歯肉および口腔粘膜)や歯肉切除、辺縁性歯周炎(歯周病)、根尖性歯周炎(根の治療)、歯肉炎、アフタ性口内炎、メラニン色素沈着など様々ケースに対応が可能となります。
京橋 銀座みらい歯科で採用する「インパルスデンタルレーザー」治療では、痛みが少ない、出血が少ない、回復しやすいなど患者様に様々なメリットがあります。
通常と治療と比較して、この歯科用レーザーには下記の効果があります。
・出血を抑える効果
・炎症を抑える効果
・痛みを和らげる効果
・組織の回復を促す効果
多くのケースで麻酔を使わずに使用することができることも患者さんにとっては安心できる部分ではないでしょうか。
京橋 銀座みらい歯科では痛みに配慮した治療を行っております。お気軽にお問い合わせ下さい。
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