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2025/10/25 ブログ
こんにちは。京橋銀座みらい歯科です!
今回は、薬と口腔内の健康の関係についてご紹介したいと思います。
私たちの体は、免疫の働きによって細菌やウイルスから守られています。
しかし、リウマチや膠原病などの治療で免疫抑制剤を服用すると、免疫の力が一時的に弱まり、感染症にかかりやすくなることがあります。
歯周病も、細菌による感染症の一種です。
実際に、リウマチ治療のため免疫抑制剤を服用していたAさんは、インプラントの周りに炎症(インプラント周囲炎)が起き、歯ぐきの腫れや出血が見られました。
薬の種類を変更してもらったところ、徐々に症状が落ち着き、現在は安定した状態を保てています。
このように、薬とお口の健康は密接に関係しています。
一見、歯とは無関係に思えるお薬でも、お口の中に副作用が出ることがあります。

以下は、歯科の診療現場で注意が必要なお薬の一例です。
| お薬の種類 | 代表例・症状 |
| 高血圧・狭心症の薬(カルシウム拮抗薬) | 歯ぐきの腫れ・出血 |
| 抗てんかん薬 | 歯ぐきの増殖(厚くなる) |
| 骨粗しょう症の薬(ビスフォスフォネート製剤) | 顎の骨が壊死することがある |
| 抗不安薬・抗うつ薬など | 口の乾き、歯の痛み |
| 抗血栓薬 | 抜歯後に血が止まりにくい |
| 抗がん剤 | 口内炎、口腔乾燥、免疫低下による歯周病 |
新しいお薬を飲み始めてから、
などと感じる場合、原因は全身の治療やお薬の影響かもしれません。
歯科医院では、全身の病気や服用薬を考慮したうえで治療を行います。
受診の際は、現在服用しているお薬を必ずお知らせください。
免疫抑制剤や骨粗しょう症治療薬などを使用している場合は、医科と歯科の情報共有がとても重要です。
お薬の変更や治療タイミングによって、歯周病やインプラント治療の結果が大きく変わることもあります。
京橋 銀座みらい歯科では、全身の健康をふまえた歯科治療を心がけています。治療のことだけでなく、お口の健康やお薬のことなどで何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
京橋 銀座みらい歯科 歯科衛生士
こちらもご参照ください。
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