セカンドオピニオンも受け付けております
「現在治療を受けている医院の説明がわかりにくい」「歯を抜くしかないといわれてしまった」「インプラント治療はできないと診断された」など、他院での診断にお悩みの方のご相談に対応します。
2025/07/22 症例
治療内容
前歯をジルコニアセラミックにて修復
期間
1ヶ月
治療回数
3回
費用（施術当時の料金）
132,000円×1本 (税込)
治療前の状態・主訴
患者様は、過去に前歯の神経を取る治療を行ったあと被せ物を入れていましたが、歯茎の黒ずみと、歯の形が気になるとのことで来院されました。ホワイトニングに関しては、継続の自信がなく食生活的にも難しいとのことでした。
過去に神経を取る治療をしており、歯の痛みなどは特にない状況です。患者様としては最終的には現状の周囲の歯と色を揃えてセラミックで治療したいとの希望でした。
治療前の画像がこちらになります。
治療詳細
型取り、色合わせのための写真撮影を行い、最終補綴へ移行しました。画像がこちらになります。
治療後の様子
特に処置直後も痛みなどはなく、状態も安定しています。色調にもご満足いただけました。
主な副作用・リスク
・予後を完全に保証するものではありません。
・自由診療での治療となります。
・治療終了後、咬むと痛いなどの症状が出る場合があります。
ジルコニアセラミックで色調の違和感もなく強度もある治療が提供できます
今回の症例では、患者様は前歯の古い被せ物のやり替えをご希望されていました。
神経がない歯は色が変色し黒ずんでしまうこともあり、さらには歯に栄養分が行かず枯れ木のような状態になり、もろくなってしまいます。
そのため、被せ物をすることで歯の破折を最大限防止する役割があります。また、神経の治療をした後には土台が入り、その上に被せ物が入る三層構造になることが多いです。
今回、土台には金属の支柱が入っており、それが歯の根の奥深くまで入っていたため除去をおこなうのがなかなか難しく、患者さんとのご相談の結果土台のやり替えはせず、被せ物のみ交換させていただくことになりました。
（歯の土台には、金属のものと合成繊維のものがありますが、近年は弾性に優れている合成繊維を使うことが多くなってきています）
神経がない歯はもろく、金属の土台は歯の破折を起こす可能性があります。さらに、縦に根がわれてしまうと抜歯に繋がってしまうことがあります。今回の場合でも過去に神経を取っており、上記のリスクや金属色をなくすためにも変更をしたかったのですが、過去の土台が深くまで入っているため、除去のリスクのほうが大きいと判断しました。
今回使用しているセラミックは、ジルコニアセラミックと言われる工業用のダイヤモンドになります。そして、表面にポーセレンを盛り足すことにより、色調だけでなく、汚れがつきにくく、強度的に強く長期的に使用可能な被せ物を装着することができます。
また、患者様ご自身の歯との色の違いを最小限にするように心がけました。
色調に関しては、写真を多数撮影して、提携ラボの歯科技工士さんへお送りし、色調の再現をお願いしております。
また、技工士さんと同じカメラを使用する事で色の誤差などを最小限に減らすよう工夫しております。
京橋銀座みらい歯科では、様々なケースに対応できるよう患者様への選択肢の提示を行い、メリット、デメリットをしっかりと説明し、ご理解を頂いてから治療を行っております。何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
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