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2023/02/06 ブログ
こんにちは！京橋 銀座みらい歯科の歯科衛生士の河俣です。
今回は前回のブログでお伝えした通り「補助的清掃用具」についてお話させていただきます。
（前回のブログ：普通の歯ブラシと電動歯ブラシどっちがいいの？電動歯ブラシの種類と正しい使い方について徹底解説）
補助的清掃用具とは歯ブラシ以外のお口の中を清掃する道具のことで、糸ようじ、フロス、歯間ブラシなどが挙げられます。(以下補助器具と省略します。)
皆さんは歯磨きの際にこのような補助器具を使っていますか？そもそも使ったことがなかったり、「食べものがつまった時だけ使ってる」という方も少なくないかと思います。
「毎日歯は磨いてるし口の中はキレイな状態を保てているはず」と思い込み、補助器具を使う必要性についてあまり知らない方も多いように感じます。そこで、今回のブログでは
・補助器具を使った方がいい理由
・補助器具の種類
この２点についてお話ししていきたいと思います。
補助器具を使った方がいい理由
補助器具を使った方がいい理由には、歯の形が関係しています。
歯はどの歯も少し丸みを帯びていて、その丸みの一番高いところ同士がくっついています。歯ブラシはこの丸みの１番高い所の汚れを落とすのは得意です。しかし、歯と歯の間の細かい部分には歯ブラシが届かず汚れが残ったままになってしまいます。
ある研究によると、歯ブラシのみでは全体の60%の汚れしか落とすことができないという結果がでており、残りの40%の汚れが虫歯や歯周病を起こす原因になっていると言われています。
この残りの40%を落とせるのが補助器具なのです。
補助器具を使うだけで虫歯、歯周病が予防できると考えるとしないともったいないなと思いませんか？？
補助器具を使ったことがない方は「面倒くさいなぁ…どうせ続かなさそう」と思われると思います。そんな方はまず週に一回からでもいいので始めてみてください。そこから少しずつ回数を増やしていくのがおすすめです。
補助器具の種類について
補助器具には様々な種類があり、主要な器具が以下の４つになります。
・デンタルフロス
歯と歯の隙間が狭い部分の清掃に適しています。歯間の側面や歯茎の境目についたプラークを除去し、歯周病や虫歯を予防する目的で使用します。
指で巻くタイプと持ち手がついているタイプがあります。どちらを使っても効果に大きな差はないので、ご自身の使いやすい方を使っていただくのが続けやすいかと思います。
・歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い部分や、ブリッジなどのかぶせ物をしている部分の清掃に適しています。サイズは各種あるので、ご自身の歯の状態にあったものを使用することが大切です。自分の歯に合っていないものを使っていると、歯肉を痛めたり歯が摩耗することがあるので注意が必要です。
サイズがわからない場合は京橋 銀座みらい歯科までお気軽にお尋ねください。
・ワンタフトブラシ
歯ブラシよりも細く、毛の部分が小さいブラシです。通常の歯ブラシでは磨ききれないような歯並びが重なった部分や矯正器具を装着している部分、親知らずが半分生えてきている部分、一番奥の歯の裏側、独立して生えている歯などに対する清掃に適しています。
・舌ブラシ
「舌苔」と呼ばれる舌の表面についた白い汚れを落とすのに適しています。舌苔を除去することで口臭予防にもなります。
これらの4種類の中から自分に合った補助器具を選択することで、より一層お口のトラブルを予防、改善することができます。
何を使ったらいいかわからないという方は、ぜひ一度京橋 銀座みらい歯科の歯科衛生士までご相談ください。
京橋 銀座みらい歯科では一時間ほどお時間をいただき、歯周病の検査や虫歯のチェック、歯石取りに加えて、歯の健康状態や歯磨き指導を丁寧に説明させていただいております。
何かご質問がございましたら京橋 銀座みらい歯科までお気軽にご相談くださいませ。
皆様のご来院をお待ちしております。
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