歯がしみる「知覚過敏」について｜京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科｜京橋駅直結

こんにちは京橋 銀座みらい歯科 院長の吉竹です。
今週はだいぶ冷え込みが厳しくなり、朝晩は寒い日が増えてきました。皆さんは衣替えは終わりましたか？
今日の話題は急に冷え込み始めると患者様からの訴えが増えてくる知覚過敏についてお話していきます。

寒くなってくると「歯がしみる」と言う方が増えます

季節が変わり、急に水が冷たくなってきたり、風が冷たくなってくると、
今までしみなかったのに、急に歯がしみると言われる方が増えてきます。

しかし、その刺激の種類は様々で、冷たい食べ物や飲み物だけではなく、熱い食べ物や飲み物、甘いお菓子や酸っぱいものを食べた時などにも症状があらわれるケースもあります。

特に多くなるのが、冷たい空気や、歯磨きをしているときに「ピリッ」っと電気が走るようにしみて痛いですと言われるケースです。

これは、いわゆる「知覚過敏」の症状です。

歯がしみるの虫歯のせいなのか？

歯がしみる理由には様々な要因があります。
患者様の多くが、「歯がしみる症状＝虫歯」だと考えて来院されますが、実は必ずしも原因が虫歯とは限りません。

ここで虫歯とはどういうものなのか復習してみましょう。

虫歯は歯の周囲に溜まった汚れ（プラーク）の中にいる虫歯菌が糖分などを餌にして、酸を出し、歯を溶かすことで起きる病気です。実際に虫歯で患者様が「歯がしみる」などの症状が出ている場合は、ある程度大きな虫歯ができている可能性が高いです。
歯の表面にはエナメル質と言ってもとても硬い層があり、その部分にできた虫歯では多くの場合痛みが出ない事が多いです。しかし、その下の象牙質と言われる層に虫歯が進行すると痛みが出るケースが多くなります。

他にも歯がしみる原因には、今までのブログでも書かせていただいた、歯周病や食いしばり、歯ぎしり、噛み合わせのズレなど様々な事が関係しています。

歯がしみるしくみ

歯がしみる（知覚過敏）時には下記のように様々な事が関係しています。

虫歯（進行した大きな虫歯）
歯周病
食いしばり
歯ぎしり
噛み合わせのずれ

これらが原因となり、結果としてのエナメル質の内側にあるやわらかい象牙質が露出してしまうことでしみる症状が発生します。

象牙質は歯のさらに内部にある神経に向かって細い管をだしており、外からの刺激（冷たい物、熱いもの、歯ブラシなどで擦られる刺激）がその管を通して神経に伝わる事で瞬間的に鋭い痛みを感じるようになります。

過度な力による歯ブラシや、特に噛み合わせのズレや、歯に過度な力がかかる事で歯の表面のエナメル質がはがれ、象牙質が露出してしまう事で症状が出るケースが多く見受けられます。

京橋 銀座みらい歯科での知覚過敏の患者様への対応について

知覚過敏の症状緩和に、銀座みらい歯科では歯科用レーザーの使用や、ブラッシング指導や歯磨き粉の種類など様々な方向から対処しております。

また、原因となる噛み合わせのバランスの審査、診断を行い、場合によりマウスピースなどを使用します。

京橋 銀座みらい歯科では、知覚過敏に悩む患者様に対しても、長期的に噛み合わせを確認していき、患者様が好きなものをストレスなく美味しく食べるためのお手伝いをできればと考えております。お気軽にご相談ください。

歯がしみる「知覚過敏」に関係するこれまでのブログもご参照ください
京橋 銀座みらい歯科 虫歯の原因と虫歯予防について
京橋 銀座みらい歯科 歯周病について
京橋 銀座みらい歯科 食いしばり、歯ぎしりについて
京橋 銀座みらい歯科 噛み合わせ治療（咬合治療）について