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嚙み合わせの「力」と歯周病について

嚙み合わせの「力」と歯周病について

2021/02/17 ブログ

こんにちは、銀座みらい歯科の吉竹です。

今日は嚙み合わせについてお話をしたいと思います。

嚙み合わせに関しては現在も確実な定義はなく、患者様ごとに個人差が大きく、非常に治療が難しい部分になります。
そもそもご自身の嚙み合わせの状態を正確に把握している患者様はとても少ないように感じます。

 

「力」の影響による歯周病憎悪の懸念

先日歯周病に関してのお話をさせていただきました。(ブログ:歯周病について

歯周病は、お口の中にいる歯周病菌による感染症であることはご理解いただけたかと思います。細菌の数を少なくすることで、重症化のリスクを軽減することができることは間違いありません。

今回はもう一つ歯周病の重症化に関係している「力」に関してお話をしていきます。
力(噛む力、歯や骨にかかる力)は目に見えにくいものですが、歯、歯肉、筋肉の状態を中長期的に観察していく中で様々な跡を残しています。

そして、力のコントロールがうまくいかないことで歯周病を増悪させてしまう事が、現在明らかになっています。

「力」の影響によっておこるのが「咬合性外傷」です。
咬合性外傷とは、嚙み合わせで過度な力が歯にかかることで、歯茎、歯を支える骨などが破壊されてしまうことです。さらに、もともと歯周炎がある患者様では、より一層重篤な歯周炎を招くことがあります。

 

過度な力は歯を支える骨にも影響

患者様の多くは、力と聞くと、噛む力が強い、歯ぎしり、くいしばりなどを連想されると思います。それに伴い、歯がすり減っていたり、歯が割れてしまったり、被せ物や詰め物が取れてしまうなどの影響は想像できるかもしれません。この強い力は直接的な咬合性外傷の原因であることは間違いありません。

しかし、もう一つ重要なことはその歯を支えている受け止める側、歯を支えてる骨の減少です。実際、歯周病で歯を失う場合、細菌感染によって歯を支えている骨が溶けることが大きな原因です。しかし、過度な力がかかることで歯周病同様に骨が減少してしまう可能性を、是非知っていただければと思います。

銀座みらい歯科院長コラム|噛み合わせの力と歯周病の関係|歯周病の進行で骨が溶けて歯を失う経過のイラスト

歯の周囲の骨の状態や歯の動揺度の検査が重要

咬合性外傷だけで歯周病が起こることは基本的にはありません。しかし、歯周病と診断を受けているような状況での過度な力や、早期接触(歯が動くことや、被せ物の交換などで上下の歯のあたりが変化すること)の診断では、レントゲンと歯の動揺度の検査が重要です。

肉眼では骨の変化は確認することができませんが、歯周病検査を行うことやレントゲンを撮影することで、歯の周囲の骨に限局した破壊などを確認することができます
また歯の根と骨との間にある歯根膜は通常クッションの役割をし、歯にかかる圧を和らげる働きをしていますが、過度な力がかかると伸び切ってしまいます。これらの審査にもとても有効です。

 

銀座みらい歯科の嚙み合わせ治療について

銀座みらい歯科院長コラム|噛み合わせの力と歯周病の関係|噛み合わせと軸にした歯周病治療

治療にあたっては、重症化する前に定期検診を受診し、嚙み合わせの検査、審査を受けていくことが重要です。しかし、重症化した歯周病の患者様の場合は、歯の揺れが大きくなっており、嚙み合わせの調整(削合、盛り足し)、他の歯との連結、スプリント(マウスピース)の使用などで力を弱める必要が出てきます。

嚙み合わせの調整は、ただ削るだけではなく足し引きが重要です。やみくもに削るのではなく、あくまでもバランスを整えるベストな方法を選択していく必要があります。

銀座みらい歯科では、様々な審査を行い、長期的に嚙み合わせの安定をはかる事を重要視しています。嚙み合わせは個人差も大きく、まだ完全に確立した考えはありません。全ての患者様に対してご納得のいただける診療ができないことがあるのも事実であります。
しかし、多くの患者様から教えていただいた臨床経験を生かして、皆様のお力になれたらと思っております。お気軽にご相談ください。

こちらもご参照ください 銀座みらい歯科 噛み合わせ

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