親知らずについて｜京橋・銀座の歯医者 京橋 銀座みらい歯科｜京橋駅直結

こんにちは京橋 銀座みらい歯科 院長の吉竹です。

皆さんは「歯医者で外科的な治療をする」と聞くと何を想像しますか？
想像したくないと思う方がほとんどだと思います。その中でも1番多く行われている外科処置が「親知らずの抜歯」ではないでしょうか？

親知らずの本数はひとそれぞれ

先日のブログでもお話しさせていただいたとおり、歯は上下左右合わせて28本が基本の本数となります。
第二大臼歯と呼ばれる1番奥の歯の更に奥から生えてくるのが親知らずになります。

20代、30代の方で奥歯が腫れて痛いなどと来院される方が多くいらっしゃいます。実際に親知らずは上下左右4本ある方もいらっしゃれば、もともと親知らずが存在しない方もいらっしゃいます。親知らずは人によってそもそももっている本数が異なります。かく云う私も学生時代に抜歯をしたのを鮮明にに覚えています。

親知らずを抜歯するか、温存するか

親知らずに関してはケースにより、抜歯をする必要があるのか、温存する方が患者様にとってのメリットが大きいのか分かれるところです。
まずはレントゲンにて、歯の生え方や、周囲の歯の状態を確認する必要があります。
第二大臼歯に対して斜めに噛み込んでいるケースなどでは周囲への虫歯、歯周病のリスクなどを考慮し、抜歯のお話をするケースが多いかと思います。

通常の生え方をしていても、周辺の歯や、歯茎に対して、悪影響の方が大きい場合などは抜歯をするケースもあります。

また、保存しておく事で将来的に周囲の歯を失った場合に被せ物の土台として使えたり、歯の再植などに利用できるケースもありますので、慎重に判断する必要があります。

歯の再植が実際に行えるのかどうかに関してはCT撮影などを行い、歯の根の湾曲の状態、根の数など、一定の条件が整った場合のみ適応となる為、全てのケースで行えるわけではありません。

親知らずの抜歯で重要な顎の骨の中の神経、血管の位置

親知らずの抜歯を行う際、とても重要になるのが顎の骨の中にある神経、血管の位置です。
歯は顎の骨の中に埋まっていますが、そのすぐ近くには下顎管と呼ばれる管があります。この管の中には下顎管（かがくかん）下歯槽神経、下歯槽動脈、下歯槽静脈と呼ばれる重要な神経や血管が走行しています。

この神経は下顎に分布している感覚をつかさどる神経で、唇の周囲や下顎の皮膚や歯及び歯の埋まっている粘膜の感覚に関与しており、神経が麻痺しますと、下あごの周囲の皮膚や口の中の粘膜の感覚の障害を起こす原因となります。
そのため、親知らず特に顎の中に深く埋まっているケースなどではCT撮影をし、正確な診断が重要となります。
また、当院での抜歯が難しい場合などは、大学病院などをご紹介させて頂くケースもございます。

静脈内鎮静法を用いた親知らずの抜歯

京橋 銀座みらい歯科では、日本歯科麻酔学会認定医が在籍しており、「静脈内鎮静法」と呼ばれる方法を選択する事も可能です。
静脈内鎮静法とは、点滴により麻酔薬を腕の静脈に投与し麻酔を行う方法で、この方法を用いると、うっすらと意識はありますが、ほとんど眠っているような状態で治療を行うことができ、治療中の不快な痛みや振動・音などがほぼ気にならず、快適に歯科治療を受けることができます。銀座みらい歯科ではインプラント治療や、親知らずの抜歯などの際に患者様からのご希望があった場合に行なっております。

※静脈内鎮静法については全身の状態などでお断りするケースもございます。お気軽にお問い合わせください。

親知らずが気になる方は早めにご相談ください

「京橋 銀座みらい歯科」の口腔外科では、親知らずの診察・抜歯に対応しています。
親知らずには独特の痛みがでることがあり、虫歯や歯周病の原因にもなるなど、トラブルを招きやすいため注意が必要です。
親知らずが気になる方は早めにご相談ください。

京橋 銀座みらい歯科｜親知らずの抜歯を迷っている方へ～口腔外科～　のページもご参照ください。